3者のベクトルを合わすことが困難な「まちおこし」


 

 

南丹市美山町に移住して5ヶ月が経ちました。

イベントに出たり、南丹空き家再生プロジェクトとして物件の改修を進めたり、自分なりに色々と始動してきているつもりです。

 

「まちおこし」

っと一口に言っても、様々な手法があり、それぞれの立場もあります。

タイトルにある3者とは

 

①地元の人々

②行政職員

③移住(希望)者

 

のことを指しています。

まだ半年も経っていないのですべてを理解できていると言うつもりはありませんが、何となく、それぞれの立場やスタンスは分かるようになってきました。

 

①地元の人々が考える「まちおこし」

若い人(子育て世代)に来てほしい。空き家はたくさんあるが、誰でも良いわけではなく、住民のみんなと上手くやれる人が良い。でも住民の間ではAさんとBさんは仲が悪いなど人間関係もややこしい。自分たちの子供や孫世代が仕事を求めて都会に出ていき、寂しい思いはしているが、地元に仕事は無いので町を出て行くのは致し方ない。まちおこしに積極的な移住者はwelcomeだが、今の暮らしを変えてまで何かをしようとはあまり思わない。

 

②行政職員が考える「まちおこし」

高齢化率や人口減少を防ぐ(少しでもマシにする)ため、とにかく移住者(特に子育て世代)を増やしたい。空き家や子育てに関する補助金、UIターン者に対する補助金を手厚くし、広報用の動画なども撮り、町の魅力をPRしたい。でも一番優先すべきは当然税金を納めてくれている地元住民への還元。

 

③移住者が考える「まちおこし」

自分らしく、都会では出来ないようなのんびりとした生活がしたい。隣近所から野菜のお裾分けがあったり、綺麗な空気・景色を見たり。でも面倒な人間関係は嫌。自己実現ができ、地元にも貢献できるようなまちおこしをしたい。自分のやりたい事をしたい。

 

十人十色とはよく言ったもので、人の数だけ意見があります。

 

・誰でも良いわけではないと言いながら近所での不仲もある地元の人々も

・移住者を増やしたいが最優先すべきは地元の人々の意見というジレンマを抱える行政も

・自分のやりたい事ばかりで、地元の人がやって欲しい事には無関心の移住者も

 

それぞれに改善や歩み寄りが必要で、一朝一夕に解決する話でありません。どうしたら良いのかなんてそんなすぐに答えは出ないので、僕は自分なりに考え、空き家を流通させることが解決の一助になると考えているので、その道を突き進もうと思います。


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mitsu

空き家再生人。京都や神戸での空き家再生の経験を活かし、南丹市でも活動中。2021年9月までに10軒所有が目標。(2019年12月現在は4軒)

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